今日は何の日
芒種
二十四節気の第9節。稲や麦などの種をまく頃。令和7年は6月5日から20日まで。
芒はノギと読み、稲などの実の先端にある棘上の突起のこと、他にススキとも読める。イネ科表す禾偏と同じ音であることは面白い一致点に思う。

↑近くにあったイネ科のノギの写真
麦秋で麦を刈った後は稲の番、これぞ二毛作である。
蟷螂生(かまきりしょうず)
七十二候の第28候目、芒種の初候。蟷螂の卵がかえる頃。令和7年は6月5日から9日まで。
冬を越した卵からカマキリが孵り活発に動き出す。小さなカマキリは透き通るような色と細さで可愛いのだが1つの卵嚢から2~300匹ほど生まれても生き残れるのは数%と非常に低い。秋に見かける立派なカマキリは激しい競争を勝ち抜いてきたすごい虫なのだ。