9月18日、今日は何の日
玄鳥去(つばめさる)
七十二候の第45候、白露の末候。
夏にやってきたツバメが子育てを終え、南の国へ帰る頃。
令和7年は9月18日から22日まで。

第13候目(清明の初候)の玄鳥至(つばめきたる)と対になる。
人はツバメが幸運をもたらす鳥ということで軒下などに巣を作ることを許している。
ツバメも人間の近くにいれば天敵から襲われにくくなるのでその恩恵を有り難く受け取っている。
糞害はあるものの人間とうまく共生関係にある珍しい鳥といえる。
近くの駅でも巣をかけて飛びまわっているし、
雛たちの成長を微笑ましく見守っている人も多い。
かくいう私もいなくなると、さみしいと感じるひとりである。
来年も戻ってきてほしいが、そればかりは自然の厳しさの前にどうなるかわからない。
それでも、無事を祈ってその旅立ちを祝いたいと思う。