蒙霧升降(ふかききりまとう)
七十二候の39候目、立秋の末候。山や川や湖が朝な夕な深い霧をまとう頃。令和7年は8月18日から21日まで。
湿度が高いので朝夕の気温が下がったときに空気中に含まれていた水蒸気が追い出されて目に見えるようになる。この現象を靄といい、特に秋の靄のことを霧(春は霞)という。
気象用語となると、視界の悪さで霧と靄が使い分けられており(見通せる距離がⅠkm未満か以上か)、霞は使われていないが、歌を嗜む身の上からすると趣が足りなく感じる。というわけでやはり霧は秋にのみ今後も用いていこうと思う。