土潤溽暑2

溽暑は「むしあつい」に「あつい」が重なっていてやってられん暑さを表している。陰暦6月の異称だがとんでもないものである。
気持ちの悪い暑さが体にまとわりつくし、汗でびっしょり濡れるし、なんともいえない時期である。だが、日中にそんな気持ち悪さを感じるからこそ、夕方の涼しさがより一層心地よくなるというもの。
不快があるから快がより際立ち、その感触がまた生きる力を高めてくれる。この時期の山と空と雲と太陽が見える景色はとても心地よく感じる。

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