今日のことわざ 2025年6月12日 最終更新日時 : 2025年6月12日 izumigakken 蛍二十日に蝉三日 蛍や蝉の盛りが短い間しかないように、物事の栄えが短いことのたとえどちらも夏を代表する虫なので対比されることがある。蛍は成虫になると水を吸うだけで一週間程度しか生きられない、蝉も幼虫の時代は長いのに比べて成虫の時間は短い。蛍は光って、蝉は鳴いてその存在の大きさを吾々に示しているが、その命はとても儚く消えていく。こういうものにかなしさ(悲しさ、愛しさ)を感じ、世の無常さを覚えるのは人が永続を求めているからだろうか。人の感覚というのは、げに面白きものと思う。 \ 最新情報をチェック / FacebookXBlueskyHatenaPocketCopy